今回はヘルクラッシャーの固有とくぎである”みだれどく斬り”で猛毒を付与できる確率について調査しました。
高難易度クエストの攻略でしばしば活用される猛毒戦術において、敵の毒耐性を下げるリーダー特性を持ち、とくぎで猛毒を付与することができるヘルクラッシャーとバブルキングは欠かせないモンスターとなっています。
リーダー特性が強力なヘルクラッシャーをリーダーにして、”もうどくの息”が使えるバブルキングをメンバーにいれるのが一般的な編成かと思いますが、ヘルクラッシャーの覚える”みだれどく斬り”の猛毒付与確率が”もうどくの息”より高いなら、バブルキングを編成しなくても良くなります。
そこで、”みだれどく斬り”の猛毒付与確率について調査をしました。
みだれどく斬りの性能
敵1体に物理ダメージを4回与えて、ときどき毒にするとくぎです。毒状態の敵にさらに毒を付与すると猛毒状態になります。”みだれどく斬り”には4回の攻撃それぞれに毒判定があるため、2回以上毒の付与に成功すれば敵を猛毒にすることができます。
なお、とくぎ強化では毒の確率は上昇せず、物理ダメージの威力のみ上昇します。
ときどき毒にできる確率
どくの息で「ときどき」毒にできる確率は40%であることが過去の調査で分かっています。もうどくの息についても同様に40%の確率で猛毒状態にすることができます。
みだれどく斬りを200回使ってみた
とくぎ説明に「ときどき毒にする」と記載があるため、40%の確率で毒状態にできると仮定した場合、”みだれどく斬り”で1回以上毒を付与する(毒か猛毒のいずれかになる)確率は87%、2回以上毒を付与する(猛毒になる)確率は52%となります。
そして、実際の結果が以下になります。
毒か猛毒になる | 72.5% (145/200) |
猛毒になる | 28.5% (57/200) |
想定した確率よりも低かった
考えられる理由としては、みだれどく斬りの「ときどき毒にする」は40%よりも低いということです。
毒の付与確率を調整して4回攻撃で毒、猛毒になる確率を試算したのが以下になります。
35% | 30% | 25% | 20% | |
毒か猛毒になる | 82.1% | 76.0% | 68.4% | 59.0% |
猛毒になる | 43.7% | 34.8% | 26.2% | 18.1% |
30%と25%が実際の結果に近い数値になっています。
よって、みだれどく斬りの「ときどき毒にする」確率は25〜30%である可能性が高いです。
まとめ
以上の結果から、”みだれどく斬り”で猛毒を付与できる確率は26.2〜34.8%と、”もうどくの息”の40%(とくぎ強化した場合は60%)を大きく下回ることがわかりました。よって、猛毒戦術の際はバブルキングを編成した方が安定しそうです。
また、今回の調査で、とくぎ毎に「ときどき」の発動確率が異なる可能性がでてきました。こちらについても今後調査をしてみようと思います。
今回は以上です。最後までお付き合い頂きありがとうございました。
